看護師として働いてみると、あまりに仕事に関して考える時間が多いこと、そして勤務時間以外でも仕事に携わることが多いことがわかります。働きやすい職場を考えたときに重要なのが、仕事とプライベートがいかに区別できるか、また仕事のオンとオフをはっきり分けることができるかということが大きなポイントになります。

看護師になる人の中には、専門性をもっと追求したい、またスキルアップをしたいと真面目で勉強熱心である人も少なくありません。そのため積極的に研修に参加したり、看護研究に参加する人もいます。自分の休みの時間を使って勉強することは個人の自由です。しかしこれもまたしっかりと休みをとれる環境でなくては、難しいかもしれません。

また看護師は医療従事者として病院では医療チームの一員となって働きます。チーム間の理解を深めるために定期的に会議やカンファレンスをするということもよくあります。みんなの日程を合わせるために仕事が休みの時に出席しなければいけない場合も。そのようなときにも、休みの取り方に配慮したり、代休を使うことができるなど考慮してくれる病院は働きやすい職場だといえるのではないでしょうか。

病院によってシステムも労働条件も大きく異なるため、みんなにとって働きやすい職場とはいえません。しかしながら、しっかりと休みがあり自分の時間を確保できること、そして仕事とプライベートのオンとオフを分けることができることが仕事のモチベーションにもつながり、働きやすい職場だということができます。